湾岸急行電鉄 車両図鑑
6080形
2003年登場
イントロダクション
2003年11月6日に急行車両の不足を補うべく登場した誕生した6080形電車は、
急行型形式では初めてVVVFインバータ制御を採用した形式であり、
現在も製造が続いている急行型電車。
急行運用のほか湘南地区(新茅ヶ崎〜小田原間)では普通電車としても活躍。
概要
車体は2000形とほぼ同一の工法を採用したアルミダブルスキン構体だが、
急行型らしく3扉・転換クロスシートとなり、分割・併合に対応して前面は貫通式となっている。
前面貫通扉は両開きで、連結時はこの扉の内側から貫通ホロが引き出される。
急行型形式においては初めてVVVFインバータ制御を採用している。
各形式紹介
デハ6080型(Mwc)…下り(小田原・葉山・七沢温泉)方制御電動客車。SIV・コンプレッサーを有する。
デハ6080型(Mw)…前述のMwc車とユニットを組む中間電動客車。シングルアーム式パンタグラフを2基装備。
主制御器(1C4Mx2群)を有し自車とM'c車を総括制御する。
デハ6080型(Me)…後述のMec車とユニットを組む中間電動客車。SIV・コンプレッサーを有する。
デハ6080型(Mec)…上り(新橋)方制御電動客車。シングルアーム式パンタグラフを2基装備。
主制御器(1C4Mx2群)を有する。下り海側にトイレを設置。
付番法則
3000形より踏襲された方法であるが、下り側より6100、6200と形式車号を付番していく。
これは6080形でも継承され6180〜6480の番号が割り振られている。
主要諸元表
軌間 | 1067mm | ||||
電気方式 | 直流1500V・架空電車線方式 | ||||
最高運転速度 | 130km/h | ||||
寸法 | 車体全長19500mm、車体幅2900mm、屋根高さ3650mm、 パンタ折り畳み高さ4120mm、台車中心間距離13800mm |
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自重 | (Mwc)31.6t、(Mec)34.4t、(Mw)34.2t、(Me)31.4t | ||||
台車形式 | TW-6080M (ボルスタレス・車体直結ヨーダンパ付き/短腕軸梁式、軸距2100mm) |
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主電動機形式 | MW-03E形式(160kW)、三相交流誘導電動機 | ||||
歯数比 | 1:6.06 | ||||
主回路方式 | VVVFインバータ制御(IGBT) | ||||
制動方式 | 電気指令・電磁直通式・電力回生併用 | ||||
補助電源 | 静止形インバータ(SIV・235kVA) | ||||
空調装置 | 屋上搭載・冷房58.1kW | ||||
車体構造 | アルミダブルスキン(Al-DS) |
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