湾岸急行電鉄 車両図鑑


7000形

1978年登場


イントロダクション

1978年2月25日に登場した、湾急初のステンレスカー。

車体構造は9年前に登場した東急8000系を基本としている。

しかし当時のステンレス車両の製造コストが高かったためか、1980年をもって製造終了となり、

湾急では54両(6連5本、4連6本)と少数派の形式となった。

 


概要

6両編成と4両編成が存在。性能上は5000形とほぼ同一であるが、

 車体構造は東急8000系を参考にしたステンレス車体である。

しかし床面積を確保すべく広幅車体となっており、

結果としてただでさえ高価なステンレス車体の制作費が更にかさむこととなってしまった。

登場当時は無塗装であったが、1988年からブルーとターコイズの「湾急カラー」のストライプが入っている。


各形式紹介

クハ7000型(T'c)…下り(小田原・葉山・七沢温泉)方制御付随客車。

クハ7000型(Tc)…上り(新橋)方制御付随客車。

デハ7000型(M')…後述のM車とユニットを組む中間電動客車。MG・コンプレッサーを有する。

デハ7000型(M)…前述のM'車とユニットを組む中間電動客車。下り側に菱形パンタグラフを1基装備。

        主制御器(1C8M)を有し自車とM'車を総括制御する。


付番法則

3000形より踏襲された方法であるが、下り側より5100、5200…と形式車号を付番していく。

7000形には6両と4両が存在するが、4両編成については付属編成という考え方であり、

この関係で6両編成には7100〜7600、4両編成には7700〜7000、と番号が付けられている。


主要諸元表

軌間 1067mm
電気方式 直流1500V・架空電車線方式
最高運転速度 110km/h
寸法 車体全長19500mm、車体幅2900mm、屋根高さ3650mm、

パンタ折り畳み高さ4120mm、台車中心間距離13800mm

自重 (T'c)35.4t、(Tc)35.2t、(M')38.1t、(M)39.4t
台車形式 (M)TW-7000M、(T)TW-7000T

(車体直結ボルスタ付き・ダイアフラム空気ばね/ペデスタルステー式、軸距2100mm)

主電動機形式 MW-65A形式(130kW)、直流直巻電動機
歯数比 1:5.63
主回路方式 抵抗バーニア制御、弱め界磁制御
制動方式 電気指令・電磁直通式
補助電源 電動発電機(MG)
空調装置 屋上搭載・冷房11.6kW×4
車体構造 ステンレス鋼(SS)

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