湾岸急行電鉄 車両図鑑


ED5500形

1980年登場


イントロダクション

1980年2月11日、それまでの旧型電気機関車を置き換える目的で新たな機関車形式が誕生した。

ED4100形以来14年ぶりの新形式はED5500形を名乗り、そのスマートなボディでファンの人気を集めた。

1996年に貨物輸送が廃止され、多くの電気機関車が姿を消していった中で唯一この1形式のみが残り、

現在はおもに平塚工場内での入れ替え、保線・工事列車の牽引および新車回送時において活躍している。

 


概要

製造時のコストを削減すべく、小田急1700形などの機器を流用して製造されている。

この際、主電動機のコイル巻き数を変更して130kWに引き上げている。

登場当初は貨物列車の牽引に従事していたが、1996年に貨物列車が廃止されてからは、

新車回送や工事・救援列車などの牽引に使用される。4両全車が在籍。


付番法則

1952年から採用された方法であり、千位および百位で製造年度(昭和)を、

十位および一位で車号を示す。ED5500は1980(昭和55)年に登場したためこの形式番号が与えられた。


主要諸元表

軌間 1067mm
電気方式 直流1500V・架空電車線方式
最高運転速度 100km/h
寸法 車体長11750mm、車体幅2800mm、屋根高さ3620mm、

   パンタ折りたたみ高さ4120mm、台車中心間距離5800mm

自重 41.2t
台車形式 FS-108

(外吊りコイルばね/ゲルリッツ式、軸距2500mm)

主電動機形式 130kW、直流直巻電動機
歯数比 1:2.87
主回路方式 電動カム軸制御
制動方式 自動空気・三圧力式
補助電源 電動発電機(MG)
車体構造 普通鋼(ST)

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