京武電鉄 車両図鑑
2000系
1964年登場
イントロダクション
1964年3月18日にデビューした京武初の新性能通勤電車。
40年の長きに渡り主力として活躍してきたが、
新鋭8000系の投入で廃車が発生している。
概要
輸送力増強と中型車両置換えのため、京武では初めてカルダン駆動を用いた新性能通勤電車で、
抵抗バーニア制御、空気バネ台車、両開き扉、一段下降窓など
数多くの新機軸を取り入れて設計された。
他系列との分割・併合を考慮し、前面は貫通路がつき、
貫通扉に種別表示、扉上に方向幕のある独特のスタイル。
本線系統で普通から急行まで幅広く活躍してきたが、8000系投入で活躍の場は狭まり、
余剰車両の一部は系列会社の十和田観光電鉄や山梨電鉄へと譲渡されて活躍している。
車両編成図・付番法則
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クハ2000(奇) |
モハ2100(奇) |
モハ2100(偶) |
モハ2200(奇) |
モハ2200(偶) |
モハ2300(奇) |
モハ2300(偶) |
クハ2000(偶) |
クハ2400(奇) |
モハ2500(奇) |
モハ2500(偶) |
モハ2600(奇) |
モハ2600(偶) |
クハ2400(偶) |
クハ2700(奇) |
モハ2800(奇) |
モハ2800(偶) |
クハ2700(偶) |
モハ2900(奇) |
モハ2900(偶) |
8両編成の先頭車両(クハ)を基本番台とし、中間電動車両に100番台をプラスしていく方式。
車両番号は原則として下り側を奇数、上り側を偶数とし、中間車両は下り側から100番台ずつプラスするため、
たとえば8両編成の場合(2001-2101-2102-2201-2202-2301-2302-2002)となる。
この関係上6両編成は2400から2600までの番台が、4両編成では2700、2800の番台が、
2両編成では2900の番台が使われる。
主要諸元表
形 式 | 寸 法(mm) | 自重(t) | 定員(名) | 機関方式 | 台車形式 | 歯数比 | 空調装置 | |||
車両長 | 全高 | 最大幅 | 形 式 | 出 力 | ||||||
クハ2000(Tc) | 20000 | 3967 | 2800 | 34.8 | 142 | - | - | KT-64T | - | 12.2kW×4 |
モハ2000(M) | 20000 | 4110 | 2800 | 39.7 | 152 | KBM-64 | 130kW×4 | KT-64M | 1:5.31 | 12.2kW×4 |
モハ2000(M') | 20000 | 3967 | 2800 | 38.9 | 152 | KBM-64 | 130kW×4 | KT-64M | 1:5.31 | 12.2kW×4 |
クハ2000(T'c) | 20000 | 3967 | 2800 | 33.6 | 142 | - | - | KT-64T | - | 12.2kW×4 |
モハ2000(Mc) | 20000 | 4110 | 2800 | 40.5 | 142 | KBM-64 | 130kW×4 | KT-64AM | 1:5.31 | 12.2kW×4 |
モハ2000(M'c) | 20000 | 3967 | 2800 | 39.7 | 142 | KBM-64 | 130kW×4 | KT-64AM | 1:5.31 | 12.2kW×4 |
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