甲武電鉄3500系通勤電車
甲武初のVVVFインバータ通勤車
1993年から製造がはじまったVVVFインバータ制御の通勤型電車。
VVVFインバータ制御は80年代末期から各私鉄で採用が相次ぎ、甲武も遅れをとるまいとこの3500系を開発した。
車体は先に登場の3000系とほぼ同一構造で、独特の裾絞りがある軽量ステンレス車体で、
台車はボルスタレス・モノリンク式のものを採用。
クーラーは分散式のものを4台搭載するが、一つのキセに2台を格納する形としたため、
屋上はゴチャゴチャ感がなくなって全体的にスッキリしている。
前面形状は3000系タイプの貫通構造・パノラミックウィンドウで、
甲武のアイデンティティの一つであるステンレス製ステップが特徴的。
また電動車にパンタグラフを搭載するのはどうやら通勤型のお家芸のようで、
電動車が4両連なる6両編成を見てみるとなんとまぁパンタだらけ…。
ゾロゾロとパンタを上げて走る様はまさに迫力だね。
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