甲武電鉄5500系急行電車
初の軽量ステンレス製急行車
1987年から製造がはじまった急行型電車。車体は軽量ステンレス構造で、前面部分のみ普通鋼製。
制御方式は2500系や3000系で実績のある界磁チョッパ制御方式を採用、台車もボルスタレス式となっている。
さらに運転台にモニタリング装置を、補助電源に静止形インバータ(SIV)を採用するなど、
まさに先鋭的な意欲に満ちた急行用電車であったのだ。
しかしこうして見てみると、何かどっかで見たような車体形状だな…。
それもその筈、3000系を製造していた当時東急車輌に向かった甲武の車輌開発チームが、
できたてホヤホヤの211系の車体を見て「こういう車輌をウチでも走らせたい!」と思って211系とほぼ同様の車体構造にしたのだとか…。
まぁそれでも「片側2ドア」を頑なに踏襲している辺りやっぱり甲武らしいっていうか、なんというか。
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