社紋・ロゴマーク
現在の社紋・ロゴマーク
社紋 1939年の合併時に制定、会社名の頭文字である「甲」を図案化したもの。 全体の形状は円形で、これは鉄道車両…すなわち「電車」の車輪をあらわすと同時に、 企業としての結束、団結、そして円滑な経営への望みが込められている。 現在でも正式な社紋はこれで、切符の地紋や制帽等に見て取ることができる。 かつては車体にも表示されていたが、今では一部のリバイバル編成を除いては見ることができない。 |
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ロゴマーク 1987年制定。アルファベットの「K」の図案化で、2本のレール=線路をリボンで結んでいるデザイン。 これは「人と心をつなぐ」「町とくらしを結ぶ」を意味しており、 同時に企業体としての更なる結束と「もっと安心して乗れる鉄道へ」という願いが込められている。 このロゴマークの制定と同時に旅客サービス用のキャッチコピーも制定されているが、 このマークはまさに「あなたの笑顔を結びたい―甲武電鉄」を具現化したものであると言えよう。 車輌・駅構内・ポスター等あらゆる場面で目にすることができる。通称「Kマーク」。 |
合併以前の各鉄道・軌道の社紋
三鷹電気軌道の社紋 甲武電鉄の東京側の前身会社である三鷹電気軌道が採用していた。 三つの「タ」=「ミタ」と「カ」を合わせて「ミタカ」となっている。 三角形の社紋は戦前の鉄道としては珍しい存在であった。 |
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武蔵中央電気鉄道の社紋 円は武蔵国を表し、漢字の「中」の意匠化。 もともとは八王子〜大宮間に鉄道を敷設するのが目的であったが、 資金面での折り合いがつかなかったことと、 東京側へ線路を延ばしたほうが利益を確保できるということもあり実現しなかった。 なお八王子〜大宮間の鉄道はのちに国鉄八高線・川越線として開業している。 |
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陵北電気軌道の社紋 上記の武蔵中央電気鉄道の子会社である。 全体で「北」という漢字を図案化していると同時に、多摩御陵に太陽が昇る様子を表している。 |
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高尾電気軌道の社紋 上記の武蔵中央電気鉄道ならびに陵北電気軌道が合併して成立した会社。 「高」という漢字を図案化している。 |
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武蔵電気鉄道の社紋 漢字の「武」の意匠化。 武蔵電気鉄道を名乗る会社は2代目で、三鷹電気軌道と高尾電気軌道の2社が合併したことで成立。 さらに下記の西相電気軌道を合併して、武蔵電鉄はエリアを拡大していくことになる。 |
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西相電気軌道の社紋 漢字の「西相」の意匠化。 西相とは文字通り「相模の西」のことで、おもに与瀬地区での軽便鉄道を経営していた北相軌道が前身。 電車運転を機に高尾電気軌道との直通を開始し、のちにその後身会社である武蔵電気軌道に吸収された。 |
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富士山麓電気鉄道の社紋 富士山と、電気鉄道の象徴である稲妻の意匠化。 のちの河口湖線と、本線の一部になる会社である。 もともとは、都留馬車軌道・富士馬車軌道という2つの馬車軌道であった。 |
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甲州電気軌道の社紋 漢字の「電」の意匠化であり、菱形はかつて甲斐国を治めた武田家の家紋に由来している。 のちにこの会社は甲州電気「鉄道」と社名を変更したが、この時点での社紋の変更はなかった。 |
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