湾岸急行電鉄 車両図鑑


LE0形

1966年登場・2001年退役


イントロダクション

1966年3月31日にデビュー。

特急のグレードアップに際して登場し、冷房装置を搭載、

大型のリクライニングシートを装備するなど意欲的な設計の車両であったが、

老朽化により2001年3月31日に勇退した。

 


概要

特急型としては初めて20m級の車体を採用、

高速運転を考慮し運転席は高い位置に設けられた。

また急勾配に対応すべく全電動車方式とし、

この関係で6両中3両がパンタグラフを搭載している。

側窓は幅の広いものが採用され、見晴らしが良かったことから

「ワイドカー」の愛称で親しまれた。

 

老朽化によってLE300形に置き換えられ、2001年3月31日にその使命を終えた。

現在LE11F編成が平塚工場に保管されている。


各形式紹介

デハLE10型(M'c)…1号車。下り方制御電動客車。

トイレ設備を有する。

デハLE20型(M)…2号車。中間電動客車で制御装置(1C8M)を搭載。

下り方にパンタグラフを装備。

デハLE30型(M')…3号車。中間電動客車でデハLE40型とユニットを組む。

トイレ設備を有する。

デハLE40型(M)…4号車。デハLE20型と同一仕様。

デハLE50型(M')…5号車。デハLE30と同一仕様。デハLE60型とユニットを組む。

デハLE60型(Mc)…6号車。上り方制御電動客車。下り方にパンタグラフを装備。


付番法則

まず特急用形式であることを示すLEの後に2桁の数字を振る。

数字は十位が連結位置、一位が編成番号であり、

下り方向からデハLE11、デハLE21…となる。


主要諸元表

軌間 1067mm
電気方式 直流1500V・架空電車線方式
最高運転速度 120km/h
寸法 車体全長19500mm(先頭車20050mm)、車体幅2900mm、屋根高さ4080mm、

パンタ折り畳み高さ4120mm、台車中心間距離13800mm

自重 (M'c)38.6t、(Mc)40.3t、(M')38.1t、(M)39.8t
台車形式 (M)TW-5LM

(車体直結ボルスタ付き・ダイアフラム空気ばね/(M)ペデスタルステー式、軸距2100mm)

主電動機形式 MW-66L形式(130kW)、直流複巻電動機
歯数比 1:3.75
主回路方式 抵抗バーニア制御
制動方式 電気指令・電磁直通式・発電ブレーキ併用
補助電源 電動発電機(MG)
空調装置 屋上搭載・冷房9.3kWx5
車体構造 普通鋼(ST)

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