湾岸急行電鉄 車両図鑑
LE200形
1996年登場・2001年8両編成化
イントロダクション
1996年5月17日にデビュー。
「湾急アルファ(α)」の愛称を持ち、湾急の特急車では初のVVVFインバータ制御を搭載している。
当初は6両編成であったが、2001年にLE300形が登場すると、
それに合わせてサハ2両を挿入して8両固定編成となった。
概要
特急の利用者が観光客のみならずビジネス客であることを考慮し、
スムーズな乗降が可能なように側扉を800mmに拡大している。
また前面形状は実用性重視の高運転台となっており、LE100形で採用された前面展望は、
残念ながら本形式では見送られている。
リゾート向けの列車というよりは、どちらかといえばビジネスライクな内容の列車といえる。
とはいえシートピッチはJRのグリーン車にも引けを取らない1300mmとなっており、
「長時間乗っていても疲れない、なおかつJRよりも安いので利用しやすい」との声もあがっている。
登場当初は全車両電動車形式の「デハ」の6両固定編成であったが、
2001年にサハ2両を新製し編成中に組み込み、8両編成とした。
各形式紹介
デハLE200-1型(Mc1)…1号車。下り方制御電動客車。
トイレ設備を有する。
デハLE200-2型(M1)…2号車。中間電動客車で制御装置(1C4M×2群)を搭載。
下り方にパンタグラフを装備。
サハLE200-3型(T1)…3号車。2001年の8連化のさいに新造された車両で、
車体構造はLE300形に準じる。外観上では側窓形状が異なるので判別しやすい。
トイレ設備を有する。
デハLE200-4型(M2)…4号車。中間電動客車で、6連時代は3号車に連結されデハLE200-3型を名乗っていた。
下り方にパンタグラフを装備。トイレ設備を有する。
デハLE200-5型(M3)…5号車。中間電動客車で、6連時代は4号車に連結されデハLE200-4型を名乗っていた。
車販コーナーを下り方に設置。
サハLE200-6型(T2)…6号車。2001年の8連化のさいに新造された車両。
デハLE200-7型(M4)…7号車。室内設備はデハLE200-4型と同一。
下り方にパンタグラフを装備。
デハLE200-8型(Mc2)…8号車。上り側制御電動客車。
付番法則
LE100形より踏襲された方法である。
まず特急用形式であることを示すLEの後に形式と編成番号を示す3桁の数字を振り、
ハイフンの後に続けて連結位置の番号を下り側から振っていく。
すなわち下り方からLE301-1、LE301-2…となるわけである。
主要諸元表
軌間 | 1067mm | ||||
電気方式 | 直流1500V・架空電車線方式 | ||||
最高運転速度 | 130km/h | ||||
寸法 | 車体全長19500mm(先頭車21250mm)、車体幅2900mm、屋根高さ4080mm、 パンタ折り畳み高さ4120mm、台車中心間距離13800mm |
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自重 | (Mc1)36.5t、(Mc2)36.2t、(M1/M4)39.8t、(M2)39.5t、(M3)38.8t、(T1)32.4t、(T2)32.1t | ||||
台車形式 | (M)TW-200LM (ボルスタレス(車体直結ヨーダンパ付き)/モノリンク式、軸距2300mm) (T)TW-250LT (ボルスタレス(車体直結ヨーダンパ付き)/短腕軸梁式、軸距2300mm) |
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主電動機形式 | MW-96L形式(150kW)、三相交流かご形誘導電動機 | ||||
歯数比 | 1:5.31 | ||||
主回路方式 | VVVFインバータ制御(GTO) | ||||
制動方式 | 電気指令・電磁直通式・電力回生ブレーキ併用 (T台車遅れ込め制御) |
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補助電源 | 静止形インバータ(75kVA×2) | ||||
空調装置 | 屋上搭載・冷房22.1kWx2 (T1、T2:24.6kW×2) | ||||
車体構造 | アルミ(Al) |
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