秋…空は青く澄み渡り、木々は色とりどりに色づき、
誰もが心を癒されるそんな季節。
そんな季節の中だというのに、このロボットだけはどこか落ち着きがなかった。
高円寺家に届いた1枚のチラシを見て、ピョン丸は驚愕していた。
スグル「おいおい、一体何に驚いてるんだ?」
カズミ「あ、もしかしてこれ、秋祭りのチラシじゃない?」
ピョン丸「マ…ツ…リ…?何なんダ、その『マツリ』ってのは?」
スグル「まぁなんだ、いろいろ屋台出したり出し物やったりして盛り上がろうって話だな」
カズミ「おいしい物はいっぱいあるし、ゲームだってあるし、ともかく行って見りゃわかるって」
ピョン丸「ヨッシャ、そんなに楽しいんなら…オイラもマツリに行くゼ!!」
しかしまさか、秋祭りであんなとんでもない事態が起ころうとは…。
かっ飛び!ピョン丸くん
〜第10話:秋だ!祭りだ!!災難だ!?(予感編)〜
秋祭りの会場、温泉公園…。
ピョン丸「ヘェ、結構色んなお店があるんダナァ…」
スグル「これが屋台っていうやつだな。ここでゲームをしたり食い物を買ったり出来るってわけだ」
カズミ「ところでピョン丸くん、何か食べたいものある?」
ピョン丸「そうダナァ…オッ!!」
ふとピョン丸の目に止まった屋台があった。
ヒロミ「はいはい、美味しい美味しい焼きそばだよ〜、さぁいらっしゃい!」
ピョン丸「スイマセーン、焼きそば一つ!」
ヒロミ「…あっ、確かこの前引っ越してきたピョン丸くんだっけ?」
ピョン丸「ど、どうしてオイラの名前知ってるンダ?」
ヒロミ「最近もっぱらウワサだよ?巨大ニンジン丸ごと食べたり、溺れてる子供を助けたり、暴走ロボットまで止めちゃうんだもん」
スグル「おーぉ、すっかり街の人気者って感じだな?このこのッ!」
ピョン丸「テヘヘ…」
一方その頃、祭りに来ていたこの連中。
ケイスケ「…ところでコレを見てくれ」
タツヤ「…なんだその怪しい薬ビンは…」
ケイスケ「これぞ農作物用次世代活力剤、その名も『フエルミンX』!これを使えば収穫量が2倍に増えるというシロモノだ」
ミズキ「そうなんですか?」
タツヤ「そうであることを祈りたいところだが…」
タツヤ「…なんかイヤ〜な予感がするぞ…?」
その頃、焼きそばを食べていたピョン丸たちは…。
ピョン丸「ハァ〜! 美味しかっタァ!…お代置いとくゼ!!」
ヒロミ「まいど、どうも〜!」
スグル「どうだ、祭りって楽しいだろ?」
ピョン丸「ウン!とってもウキウキな気分ダゼ!!」
しかしその直後、急にピョン丸の表情が険しくなった。
ピョン丸「!…どこからかイヤな予感がスル…!!」
カズミ「イヤな予感…?」
スグル「……おい、それってまさか!?」
秋祭りを楽しんでいたピョン丸たち!
だがその秋祭りの会場でとんでもない事態が起こる!
その事態とは一体!?フエルミンXは本当に安全だったのか!?
なんかオチが判りそうな気もするが待て次回!!
ラン次郎「…ところで拙者の出番は無いノカ?」
ナツミ「いやそれがさ、作者に聞いたんだけど…次回で出す予定らしいよ?」
ううむ、またまた歯切れの悪い終わり方だ。
こんなんで本当に話が続くのか、ツッコまれそうな気もしますが。
とりあえず今回は農業部がヤバイということだけは頭に入れて…
ひょっとしたら技術部が農業部を阻止しようとして収拾つかなくなる展開を書く…かもしれません。
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