駿遠急行・電気機関車
ED21型
1949年登場の電気機関車。
見てのとおり「東芝戦時型」であるが、製造年を見ると戦後の製造であり、
当時混乱期であった日本において各鉄道事業者から大量に機関車の注文が殺到したために、
東芝はこのタイプの機関車を戦後暫くまで製造していたとされる。
無論当時の駿遠鉄道も例外ではなく、
増加する貨物需要に対応すべく2両を発注した。
1956年にはさらに西武鉄道からE31型(初代)を1両譲り受けて3両としている。
その後、車体裾部の黄色塗装化・前面窓の3枚窓化・イコライザ台車への振替えなどを経て、
貨物列車の先頭に立って活躍したが、貨物輸送の廃止とともに活躍の場はなくなり、
1986年には全車が引退してしまった。
現在ED211号が「駿急博物館」に静態保存されている。
駿急の「海南島」、ED21といえば、
やはり御前崎から水揚げされた魚を輸送する鮮魚列車の先頭に立っていた頃が印象深いね。
ED28と並んでみてもコイツらのほうがデカイ分、そこそこの風格はあったと思う。
ED211が駿急博物館に保存されてると言う話だけれど、
黒貨車まで一緒に連結されて展示されているあたりが、
実にこだわってるなぁと思う。駿急も結構やるもんだね。
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